SSDのファームウェアを書き換えました

以前の記事で書いたとおり、ノートパソコンのHDDをSSD(OCZ Agility3)に乗せ変えてあるのですが、パソコンを使っていると、しばらく無反応になることがあります。

 

 

その後にWindowsのイベントログを見ると、

「デバイス \Device\Ide\iaStor0 はタイムアウト期間内に応答しませんでした。」

というログが登録されています。

 

これは仕方が無いのかと思いましたが、OCZのウェブサイトを見ると、ファームウェアが提供されている様子。現在のファームウェアがVersion 2.10、最新版はVersion 2.25で、リリースノートにはVersion 2.22からの変更内容しか書かれていないものの、ググってみるとAgility3にもプチフリ問題があってVersion 2.20以降で直っているらしいとのこと。

 

そこでさっそくファームウェアを書き換えようと思い、OCZ ToolBoxのWindows版をダウンロードしました。しかしSSDを起動ドライブにしている場合はファームウェアの書き換えが出来ないとのこと。そこでOCZ ToolBoxを含むBootable CDイメージをダウンロードして、これを使うことにしました。

 

このBootable CDで起動してみると、Linuxが立ち上がりました。OCZ ToolBoxのGUIも用意されているので、「これなら簡単に書き換えられる」と思ったら、もうひとつ障害がありました。OCZ ToolBoxはネットワーク接続が必須でした。無線LAN側はSSIDやセキュリティキーを入力する画面も無く、接続は無理そうなので、久々に有線LANを使いました。

 

LANケーブルを接続すると、DHCPIPアドレスを取得できたので、あとは画面上からファームウェアのアップデートを指示すると、最新のファームウェアをダウンロードしてきて適用しました。この書き換え作業は、10秒掛からなかったんじゃないかと思うほど、短時間で終わってしまいました。

 

そしてパソコンを再起動してしばらく使っていますが、いまのところパソコンが無反応になる問題は起きていない様子です。