炊飯器を買い換えました

うちでは三菱電機NJ-RV10-S|三菱電機WIN2Kという圧力IH炊飯器を使っていました。八王子にムラウチがあり、地下にアウトレット商品売り場があったころに買ったものです。三菱電機は、過去に圧力IH炊飯器を出していたのです。

この炊飯器で炊いたご飯がとても美味しくて、炊飯器を買い換えて初めてご飯を炊いた時、お米を変えていないのにご飯がとても美味しくなったことにとても驚きました。なにより、当時3歳になろうかという上の子のご飯の食べっぷりが劇的に良くなったのが印象的でした。

ところが、最近ご飯が美味しくないのです。

 お米は今までと変わらず秋田県産のあきたこまち、千葉県産または栃木県産のこしひかり、千葉県産のふさおとめふさこがねを買っているのに、美味しくない、というかご飯の甘みが足りないのと以前のようなご飯の弾力が無いのです。

妻にも聞いてみたところ、やはり最近ご飯が美味しくないと思っているとのこと。以前内蓋のパッキンが破けたときも同じようにご飯が美味しくなくなったので、炊飯時の炊飯器の音に注目してみました。すると本来であれば炊飯の後半、蒸らしに入るところで圧力を抜くため「プシュー」という音がするのですが、おもりを動かす「カチャ」という音しか聞こえませんでした。ということはやはり圧力が掛かっていないということです。そのため真っ先に炊飯器の内蓋のパッキンを疑い、傷や裂け目が無いか調べてみましたが見つかりませんでした。

そこで次の炊飯時に、炊飯器の状態を直接目の前で確認してみました。するとやはり炊飯器の蓋の隙間から水蒸気が盛大に漏れていました。。orz

炊飯器の蓋を開け閉めしてみた感じからすると、ちょっとガタが来て蓋の隙間が広がってしまったのかもしれません。

 

とにかくご飯を炊く事は出来るものの、美味しくない(とは言っても普通のIH炊飯器並みの)ご飯しか炊けないというのは困りものなので、急遽炊飯器を買い換えることにしました。条件は

  • 圧力IH炊飯器
  • 5.5合炊き
  • 予算は2万円強まで

ということで以下の3機種に絞り込みました。

 通販で買おうとしたものの、実物を見てから決めたいという妻の希望で、家電量販店などを見て回りました。すると立川のドン・キホーテでHITACHIのRZ-SG10Jが14,980円で売っているのを見つけました。ですが、実物を見て妻が「やっぱり色がヤダ」とのことでRZ-SG10Jは却下となりました。残るは象印の2製品でしたが、ここで思わぬ伏兵が登場しました。たまたま出かけた秋葉原ドン・キホーテで、タイガーのJPB-W100という炊飯器の展示品が特価で売られていたのです。

 それも展示品だからということで、税抜き10,000円でした。先に挙げた条件にも合いますし、何より妻も白色ということで気に入っている様子だったので、購入を決めました。

炊飯器を持ち帰って、すぐにご飯を炊いてみました。炊飯コースは「エコ炊き」、「白米」、「極うま」、「早炊き」の中から「極うま」を選んでみました。炊けたご飯を食べてみたところ、確かに美味しい、けど好みとはちょっと違うご飯でした。僕や妻が好きなのは甘みがあって弾力のあるご飯なのですが、このJPB-W100で炊いたご飯は甘みがあるけど弾力が無く柔らかいご飯なのです。。。orz

10,000円とは言え買ったばかりの炊飯器を売りに出すことも考えましたが、売る前に工夫で何とかならないか、試してみることにしました。JPB-W100は圧力の選択は出来ないのですが、「エコ炊き」、「白米」、「極うま」それぞれ水量を変える必要があり、内なべにそれぞれの目盛りが描かれています。またウチでは無洗米を使っていますが、取説には炊飯時に無洗米を選択すると炊飯時間が延びると書かれています。そのため、無洗米を炊く時に、水量を通常の「白米」より少なめの「エコ炊き」の線に合わせたうえで、無洗米の指定を行わずに炊けば、やや硬めに炊けるのではないかと試してみました。結果は予想が的中、甘みがあって弾力のあるご飯が炊けました。

JPB-W100を売りに出さずに済み、また美味しいご飯を食べられるようになりました。