妻の自転車のリングキーを修理しました

子供たちと一緒に自転車で出かけようとして空気が甘いのに気づき、自分と子供の自転車の空気を入れたついでに妻の自転車のタイヤも点検しました。やはり空気が甘かったので空気を入れようとしたら、後輪のバルブの位置が上だったので、一度カギをあけてバルブの位置を変えようとしました。そのときやけにリングキーがぐらぐらすると思い調べてみたら、リングキーを固定する金具が両側とも破断していました。

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 それじゃあリングキーを交換しよう、と思いましたが妻の自転車はヤマハのパスリトルモアリチウムという電動アシスト自転車で、リングキーとバッテリー部のロックキーが共通です。リングキーだけ変えれば安上がりですが、キーを2つ持たねばならず不便になります。純正部品を検索してみたところ、キーアセンブリ(X25-8A8J0-10)は希望小売価格7,484円とのこと。うーん交換は自分でやるにしても部品が高い。ヤフオクも調べてみましたが、4,000円で1つだけ出品されているだけでした。

それならば、と別の手を考えました。

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ダイソー系列になってしまった、100円ショップオレンジで安物のリングキーを買ってきました。これを使ってああやってこうやって、こうなりました。

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つまり、ダイソーのリングキーから固定用の金具を取りはずし、パスリトルモアリチウムのリングキーに移植しました。って言葉で書くと簡単そうですし、ハンドリベッタとか交換用の新品のアルミリベットがあれば本当に簡単だったのでしょうが、どちらも手元になかったので、元のアルミリベットはドリルで穴をあけず、移植する金具の固定穴に通るよう、工具で変形させ再利用したため、この作業だけで1時間近くかかりました。

でもようやく金具を交換して、あとはこのリングキーを自転車に固定すれば完成、のはずでしたが、ここで落とし穴がありました。パスリトルモアリチウムに限らず、電動アシスト自転車のフレームって普通の自転車よりフレームの径が太いんですよね。と言う訳で固定用金具が短くて固定ネジが届きませんでした。。。orz

どうしよう、、、と少し悩むも、1枚目の写真にある部品をみてひらめきました。元のリングキーの金具のうち、フレームに固定する部分はほぼ問題ない状態です。なので、せっかく移植した金具のねじで固定する部分を切り落とし、移植した金具をもとの金具で包むように固定するようにしました。まあ、以前に自分の自転車用に買った汎用のリングキーは固定金具が大中小の3種類入っており、その金具の固定方法と同じ方法をとっただけです。

こうして、部品代だけで4,000円はかかると思っていたカギの修理が、300円の部品代で行うことが出来ました。とは言え、非常に苦労したので、もう二度とやりたくはありません。