オーブンレンジが壊れました
それは突然起こりました。
子供が普段通り冷凍ドリアを温めようとしてスタートボタンを押したところ、数秒で表示部に『H33』と表示され止まってしまったのです。
うちで使っているオーブンレンジは日立のMRO-S8Xです。さっそく「日立 オーブンレンジ H33」でググってみたところ
が見つかりました。このページによると、
ファンモーターなどの内部部品が、不具合を起こしている可能性があるときに、「H33」の表示でお知らせします。
だそうです。また修理料金の目安一覧
によると、ファンモーターが故障していた場合は18,000~23,000円、電源キバンが故障していた場合は32,000~50,000円掛かるとのことです。まだ買ってから3,4年しか経っていないのに日立に修理を依頼すると新品を買うのと同じくらい掛かることになります。
検索結果には同様のエラーが出て修理したというブログや掲示板の書き込みがたくさんあったので、自分で修理することにしました。
日立のオーブンレンジには8cm角のファンが2個使われているとのことだったので、寿命が長く評判の良い山洋電気製の標準ファンを購入しました。しかしコネクタ形状とピンアサインが異なっていたため、ファンの電源ケーブルの先5㎝は元から付いていたファンのものを移植しました。
ファンの故障ならこれで直るはず、と試運転してみましたが、無情にもH33エラーは直りませんでした。となると日立のFAQに従えば電源キバンの故障ということになりますが、そんなに早く電源キバンが故障するとも思えません。そこでH33エラーやH32エラーのオーブンレンジを修理した人のブログを見てみると、一見関係なさそうなドアと本体を接続するケーブルの交換で直ったとのこと。
またカデンの救急社さんのパーツ販売ページ
によると、ケーブルの交換でH32エラー、H33エラーが直る場合があるとのこと。さっそく当該部品を注文して交換したところ、無事にH33エラーは解消しました。
外した元のケーブルをみたところ、コネクタに斜めに差し込まれていた痕跡がありました。もしかしたらケーブルを差し直すだけで直ったのかもしれません。どちらにしても予定外の出費をせずに済んで助かりました。